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Investment Philosophy Pt.5

投資哲学 投資ネタ

 投資哲学をググっていると、色々なものが出てきて面白い。シタデルとかAQRとかクオンツ系でやっているとこでもいろいろ書いていることがわかる。ハイフリークェンシーとかはなんて書いてあるんだろう?気になる。しかし、それらを読んでもあまりこのブログに掲載している、足の長い投資には役立たないような気がする。そこでこれまで見たものやこれまで自分が考えたものを元に、現時点での投資哲学を明瞭な形で作り上げたいと思う。そして、今後、自分のポートの理想からのずれを修復する作業を行いたい。それを行った後、またいろいろな投資会社の投資哲学を見ていき、自分の投資哲学の変更に役立てていきたいと思います。もちろん会社だけでなく、個人投資家の方のブログで面白いなと思ったものを取り上げたりしたいなと思っています。

 

 小型株への投資を始めて二年が経ちました。最も良いタイミングで投資を始めたのですが、それほど資産は増えていません。その一番の理由は去年は一年目でどうやったらええんかなぁと手探り状態だったこともあります。当初はいい株が沢山あったのですが、失敗を怖れてそこから2,3銘柄のみしか投資していなかったり下から良い相場でほとんど現金を持っていたという感じだったのでした。2013年の12月は譲渡益課税10%が20%に引き上げられるということもあり、小型株には売りが先行していました。とりあえずここがチャンスだと10銘柄ほどに買いを入れ1月末までに20%ほどの含み益が得られました。株って簡単と思っていたら相場が悪くなり含み益は消え去りました。

 

 投資に於いて大切なファクターというのは1.市場は効率であると考えるか、非効率であると考えるか、2.市場の先行きを読めると考えるか、先行きは読めないと考えるかというのが挙げられると思います。僕は市場は非効率であると考えますが、その先行きを読むのは僕にはかなり難しいと考えています。市場が非効率で考えるならば、グロース株が有利かバリュー株が有利かどちらと考えるかというのがありますが、基本的にバリューだと思っています。しかし、これまで投資した経験から言うと売上高が成長するというのは基本に於いておかないととは思っています。なので言うなればバリューグロースみたいな感じでしょうか。でも、株式投資の基本的なところは成長への投資というのがあると思うので、バリューでいいのかも知れません。

 

 グロースといってもこれまで売上成長率100%みたいなのをいじくっているわけではなく、10%とかそんなものです。でも売り上げが増加して利益が増加するというのは非常に重要なファクターではないかと思っています。当初はあまり長期投資について分かっていなかったので、ROE高くてPER低いやつを選んでみたりしていましたが、それほど動きはよくありませんでして、材料を考えて選んだ銘柄の方が良い動きをしているように感じました。言うなれば、何らかのカタリストがないと割安株は割安のままなんだなということを学びました。割安であることを市場にアピールするためにはそのままではいけません。何かやる会社でないといけないわけです。という訳で、最近はこの辺りをよく考えて銘柄選択をしています。最近良くやるのが、いくつかのカタリストがある銘柄に投資するということなのですが、これもやりすぎると主力商品が何かよく分からない会社に投資し、複数のカタリストがあっても、それで儲かるのかはイマイチ分からないと感じになりかねないので、その辺はしっかりと意識しておかないといけません。

 

 マーケットは効率的or非効率的というお題はまあ色々と意見はあると思いますが、僕としては非効率であると考え、銘柄ピッキングをしています。効率的であると考えるのであるなら、インデックス投資になるわけですけど、僕としては銘柄を調べたいということと、指数に関して効率的って果たしてどういうことだろうみたいな疑問があるの個別投資を行っています。でももしかしたら将来市場の効率性を完全に表現した神のインデックスみたいなんが考えられて誰も勝てないみたいなことになるかも知れません。これを書いていて感じたのですが、もしかしたら僕は市場が効率的でないと考えているのではなく、指数が効率的でないと考えているのか知れません。しかし、例えば神のインデックスみたいなものが作られて、みんながそれに投資した場合、それって効率的ではなくなるよねぇとか思うし、そのようなインデックス投資が増えりゃ、非効率が出てくるしみたいに思うんですが、どうでしょう。でも、それが効率的であると考えられていたら、非効率が発生していてもそれって修正されないようにも思うし。非効率が消されるというのは何人かがそれに気づくということで解消されるわけですが、もし誰もそれに気づかない場合どうなるんでしょうかねぇ。

 

 これに関しては今の配当100%とか優待万歳主義なんかにも思うんです。株価の上昇というのは究極的に考えていくと利益を増やした結果のように思うのです。それに密着しているのが売上の向上であったりするのかなぁと。利益を増やすということから考えると、利益は再投資して売上を増やし利益をより増やすということをやってくれる会社が、将来的には一番価値を伸ばすことが出来ます。利益を100%配当するというのは、それを拒否している会社だと思うんです。しかもこのように不景気を抜け出し、日本経済がインフレに変わろうかというような局面で、再投資せずに配当するってのは頭が悪いですといっているようなものだと思うんです。優待に関しても、まぁ別に良いんですけど、そんな面もあるかなぁと。それだけで投資するというのはどうかと思ったりしています。でも今はそんな銘柄の方が地道に利益を伸ばそうと頑張っている企業の株よりも上昇していたりします。しかし、そのような価格のずれというのは長期的には修正され、配当100%万歳主義もなくなっていくのかなと思います。よく考えると間違っていることが一時的に正しいとされることはいつの世でもあることであり、お金を運用する上では、あれこれ文句を言うのではなく、それを利用して儲けるくらいのスタンスを持とうとは思っています。

 

 マーケットタイミングに関しては読むのが上手い人もおられますが、僕はイマイチです。だから銘柄を持ちっぱなしの投資をするのかというと、それはやめていこうと思っています。例えば僕はひふみ投信が好きなのですが、あそこの仕組みで面白いのは50%まで株のエクスポージャーを縮小できるという決まりがあるところです。他の投信は大体フルインベストメントが基本です。もし下落が読めたとしても普通の投信は下落がましであると思われるディフェンシブ株に乗り換える、一方でひふみでは一旦ポジションを半分にする。そして下落が最終局面に入るというところでは、普通の投信はディフェンシブから普通の銘柄に乗り換える、一方でひふみは新たにポジションを加える。ディフェンシブと言っても下落局面では株価は下がる上、その売買の往復には手数料がかかる。しかし、ひふみはそれがかからないということだし、損失も被らず、そのまま残っている資金を使えるという中々ナイスな感じです。

 

 それと、投資で利益を増やすためにはどれだけダウンサイドを減らすかというのが大きいようです。例えば、3年で100%増やしても、4年目の下落で50%やられたら利益はなくなります。これがあるからフルインベストメントであったりレバレッジを大きくかけた取引を続ける人で、利益を残す人が少なくなっています。バフェットのレコードを見てもそれほど大きくやられていることはありません。オークツリーでもダウンサイドに関して厳しく管理しています。であるから、僕も資産を増やしたいのであれば、相場の大きな流れを読むことを、出来ないのではなくやらなければいけないと思うのです。