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  以前もこの本について書きましたが、読み終わったのでもう一度取り上げます。私にとって一番のインパクトは中国の成長に米国がかなり密接に関与していたという部分だったわけですが、そのあと、この本では中国人がどれほどしたたかに行動し、成長してきたかという、中国の思想部分が解説されます。

 

 というか、日本が色々指摘してんのになんでアメリカ聞いてくれなかったの感満載ですが、ポチ日本以上に中国は純朴でいうことを聞く国だとアメリカ人は考え違いをしていたのでしょうね。

 

 確かに一時は中国の民主化とか話題になってました。しかし中国は共産党の独裁ですので、そんなの目指すわけないということですね。Guns 'n RosesがChinese Democracyっていうタイトルのアルバムを出すと言いながら全然出さなかったので、「おいおい、ガンズがアルバム出す前に中国が民主化してしまうのでは?」みたいな話がありましたが、全くの勘違いだったのです。

 

 大いなる誤解を他国にさせながら成長してきた中国ですが、習近平の時代になり中国は力あるでみたいな感じになってきているので、ようやくアメリカもこれは考えてきたのと違うと気づいたというのが現状のようですが、果たしてトップを守ろうとするアメリカ、追いつこうとする中国、どちらが今後の勝者となるのでしょうか?この本はお勧めです。中国の昔話が読みたくなりました。

China 2049

China 2049

 

  今年に入り、エマニュエルトッドさんの欧州に関する本と、この中国関連の本を読みました。これらから、今の世界は米国対中国対ドイツという構図になっているのがわかります。米国がこれに気づいたのは最近なようです。いきなりフォルクスワーゲンがあげられたりしているのは、この辺に関係しているように思います。次はイアン・ブレマーの「Gゼロ」後の世界を読んで、もう少し国際関係・政治を学びたいと思います。ロシア関係の面白い本も探したい。日本人の知らない「クレムリンメソッド」とかいう本をぽちったのですが、ロシアにいる日本人の考え方が載っているだけだったので(本自体は面白いのですが、求めていたのとは違った)。