株は12月に売ってしまって、半年くらいは見なくていいなと思っていたのですが、あまりにも下げが早すぎてどうすべきなのか一旦考えなければいけない局面かなぁと思っています。まぐれでうまく下落をよけられたわけですが、ハワードマークス先生が言っているように、もう一度ポジションを取り直せなければ元も子もないと思います。まず資金の3分の1買うかみたいなことも考えてはいるのですが、現況についてしっかりと考えてから行動するしかないので、その辺をしっかりと見たいと思います。

 

 一先ず銀行問題に関してはマネックス証券の大槻さんがレポートを出されています。

info.monex.co.jp

大手行に問題はないということです。エネルギー関連の融資もそれほどの規模はなく、安心できるとのこと。

 

他に気にしているのは何かを挙げておくと、

① ファンドバブルの崩壊

② 中銀バブル

③ 中国経済

です。

 

①は分かり易く言うと緩和資金を求めてと、銀行の資本規制によってファンドが増えまくったのですが、ユーリカヘッジなんか見ていもわかるように、ファンドの成績はいまいちで、その辺が引いていくとどうなるかみたいなところです。

②は中銀の緩和の継続です。黒田総裁が2年で2%を目指すといったのは本気だったと思われますが、すでに3年経ち、成果は見えていません。そして緩和マネーにより国債市場の金利はより低くなっています。マイナス金利が発表されたときなんて、一気に買い上げる動きとなりましたが、果たして、財政が悪化している先進国の金利がそれほど低くなるというのは、そこでのバブルの形成ではないかと思うのです。そして金利のゼロ制約を超えるというマイナス金利の導入ですが、インパクトこそあれ、経済は駄目な方向に向かっていくようにも思えます。通貨安競争が激化ということですが、長期的には通貨の信認が失われる方向に進むようにも思えます。減価していく通貨に価値はあるのか?そう考えると、まずはそこからの逃避先を探さねばいけないように思います。資産価格は上昇する動きとなる可能性も高いため、そこへの投資は需給動向がいったん収まれば考えなければいけないかと思います。しかし、市場心理は中銀への信認から失望フェーズに入っていると思うので、何というか非常に難しい一本橋なイメージです。

③は2049を読んで、ちょっとまずいのかなと思い始めています。僕としては中国はなんだかんだ言って成長すんだろというのをメインのシナリオにおいているのですが、他国の支えがなくなったところで、サービス業への転換をスムーズにできるほどではないかもしれないとも思ったりします。駄目だ駄目だと言われながらするすると成長してきた中国経済ですが、米国の支えがなくなったようなので、先行き不透明感がが強くなっているのかもしれません。

 

 その他、アベノミクスへの失望っていうのも昨年の秋くらいから感じられるようになっています。僕がそれを痛感したのが、補正予算を昨年中に作らなかった辺りでして、実際の経済と行動が一致しなくなったということでした。

 

 概況を見るレポートを読んでいて思うのですが(ウィークリーとかマンスリーなど)、経済指標が最も重要なもので、アナリストさんたちのコメントは、経済指標が指し示すものと、コメントのかい離を見て、市場はこっち側に動こうとしているななんて味わうものかなと思います。うまく表現できていないな。つまり経済指標が悪いのに、ブリブリの強気が多いと変だなと思うべきなのかなということです。凄いアナリストとされる人でも案外値ごろ感でレポートを書いていたりするんですけど、まずは経済指標を見て、そのコメントを評価すべきかなと。

 

 というわけでまとめると、銀行はそんなにまずくないけど、注目するべき場所は銀行じゃないんでないかという問題提議でして、それをどう展開するかというのは、今後考えます。株式投資は、単純にマイナス金利=不動産かなと思うのですが、もうちょい考えます。

 

追記

 あと、8月の中国ショックの時に、中国企業のドル建て借り入れが物凄い金額あると見たのが気になります。中国の不動産会社とかが物凄いレバレッジかけているという話もあったり。どうなってるんでしょうか?