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準備

think 投資哲学 目標と反省

 もっとも重要なのに出来ていないことを一つ上げておこう。それは準備だ!今年の投資において利益があるのはラッキーで、思ったほど利益が出ていないのが実力だ。
 Brexit、大統領選ともポジションを持っていながら乗り越えられたのはラッキーであり、それを修正しておかないと、今後は資金を大幅に失うことになる。
 どちらのケースでも共通していたのはシナリオを一つしか作っておらず、もう一つの世界に関して考えられていなかった点である。例えば、5月から6月、Brexitはないと考え投資していたが、選択肢にはもう一つの可能性もあったため、これを考慮する必要はあった。
 これを考慮することにより、ポジション取りは全然異なっただろうし、利益の出方は大きくなっただろう。確かに、一応は考えていた。しかし、その可能性で資金を増やすチャンスについては考えていなかったのである。それは資産運用において考えてないに等しい。
 もしもが起こった場合のチャンスのほうが大きい場合、それにもかけておくべきなのだ。そうであるため、今後はそのような場合にどのようなことが起こり、実際どうなのかというのを振り返っておくべきだろう。バラ色の未来と暗黒の未来。しかし暗黒の未来と見られていても、まぁ普通であったりする場合もある。そのようなギャップがあれば、収益というのは大きくなる。
 暗黒の未来コースが当たってしまって思考が止まるというのは実は最もいけないことだ。暗黒の未来コースが当たった場合でも、ポジションをすべて手仕舞うか、様子を見るか、ポジションを増やすかという状況判断を行わなくてはならないのである。
 混乱に陥ってしまうというのは最も危険だ。思考停止し、投げやり状態で良いことは何もなく、逆に殺されてしまうのが相場の常である。最も良いのは資金をすべて失ってしまうリスクを断ち切り、考えられる未来に対して期待値を作り、それを運用で形にしていく。何もいろいろな商品が必要なわけでなく、現物株とETFがあれば作れてしまうだろう。
 この反省点の上に、今後の見通しの組み立てを行って、実践してみよう。